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味覚の旅
味覚の旅

魅惑のフルーツと芳醇なワイン、
とっておきの故郷の味を訪ねる。

移ろう季節は、実りの大地が教えてくれる。重ねた歳月と伝統の技を、熟成ワインがゆっくり語る。
数多くの甲州の味覚をご紹介します。

日本ワイン発祥の地を巡る旅

甲州種ワインイメージ
 日本の代表的な白ワイン「甲州種ワイン」は、甲州種ぶどうを原料に醸造されています。甲州種ぶどうは全国でも山梨県内だけに分布し、中でも勝沼を中心とした甲州市内での生産量が最も多く、甲州種ワインの50%以上が甲州市で醸造されています。
 近年では世界的にも権威のあるワインコンクールにおいて上位入賞を果たすなど「KOSHU(甲州)」の名が世界でも知られるようになりました。
 甲州種ワインは甲州市の風土文化の所産であると同時に、寿司や天ぷらなどに合うお酒としても、世界的な注目を集めています。

ぶどうの国文化館
ぶどうの国文化館
ワイン醸造の歴史や文化、甲州ぶどうの誕生にまつわる伝説を実物大で分かりやすく見ることができます。
DATA
山梨県甲州市勝沼町下岩崎1034
tel.0553-44-3312

勝沼トンネルワインカーヴ
勝沼トンネルワインカーヴ
明治36(1903)年に建造されたレンガ積みの鉄道トンネル(約1,100m)をいかした「ワインの長期熟成庫」。年間温度6〜14度、湿度60%のカーヴ内でワインが大切に保管され、レストランや個人オーナーなど多くの愛好者に活用されています。
DATA
山梨県甲州市勝沼町菱山5093
tel.0553-44-2111(勝沼ぶどうの丘)
日本最古のワイン
日本最古のワイン
高野家の蔵から発見された日本最古のワイン。毎年9月下旬〜11月上旬まで、日本最古の木造ワイン醸造場をいかしたワイン資料館に展示されます(期間要問合せ)。
DATA
山梨県甲州市勝沼町下岩崎1110
tel.0553-44-1011(ワイン資料館)
市営勝沼ぶどうの丘
市営勝沼ぶどうの丘
ぶどう畑に囲まれた丘に建つワイン文化発信拠点。眼下に広がるぶどう畑の向こうには、南アルプスや甲府盆地の絶景が広がります。その景色を満喫できる展望レストランや温泉(天空の湯)、リニューアルされたバーベキューガーデン、宿泊施設があり、ゆっくりと楽しむことができます。地下のワインカーヴでは約170種類のワインを試飲することができ、気に入ったワインを購入することができます。
DATA
山梨県甲州市勝沼町菱山5093
tel.0553-44-2111(代)
甲州市発、うるわしのワイン物語。
甲州市発、うるわしのワイン物語。
明治10(1877)年、勝沼町の青年2人がフランスへ留学。持ち帰った本場のワイン醸造技術により、日本のワイン作りが本格的に発展しました。ぶどう作りに適した土壌と人々のひたむきな情熱がオリジナル品種の改良を進め、最高のぶどうによる甲州ワインは、今や国際コンクールでも高い評価を得るほどになりました。
写真 フランス留学中の2人
左:高野正誠(たかの まさなり)/
右:土屋龍憲(つちや りゅうけん)
宮光園
宮光園
1階はゆったりとした座敷で、アーカイブ映像をくつろぎながら観賞できます。また、2階は日本ワイン醸造をリードしてきた宮光園の変遷を知る資料館となっています。
DATA
山梨県甲州市勝沼町下岩崎1741
tel.0553-32-5091(甲州市役所観光交流課)

果物の香りに誘われて。

いちご
いちご(1月上旬〜5月下旬)
ハウスでのいちご狩りをすることができます。家族や友達と、香り高く甘ずっぱい旬の味を味わってください。
さくらんぼ
さくらんぼ(5月下旬〜6月下旬)
丹精込めて作られたさくらんぼ。太陽の光をいっぱい浴び、輝きを放つその果実をぜひ一度味わってください。
もも
もも(6月下旬〜8月下旬)
白鳳、浅間白桃、地元で生まれた反田ネクタリンなどがあり、シーズンにはもも狩りのお客様で賑わいます。
すもも
すもも(6月中旬〜8月下旬)
適度な酸味と甘味が爽やかな重量感のあるすもも。やわらかく果汁が多く、子供にも人気がある果物です。
ぶどう
ぶどう(7月下旬〜10月下旬)
多くの観光ぶどう園があり、ぶどう狩りが気軽に楽しめます。お気に入りのぶどう園がきっと見つかります。
ころ柿の里
ころ柿の里(11月上旬〜12月中旬)
武田信玄公の時代から陣中食として奨励されたころ柿。軒先に飴色のころ柿が連なる様は初冬の風物詩です。

古の伝統を繋ぐ、ふるさとの味覚。

ワインレストラン
ワインレストラン
ワインの名産地である甲州市内にはワインに合った料理を楽しめるレストランが多くあります。ワインを知り尽くしている本場ならではの味は、地元の新鮮な野菜や肉などの特産との組み合わせも楽しめます。
ほうとう
ほうとう
山梨の郷土料理。小麦粉を練った平打ち麺と季節の野菜を味噌で煮込んでつくります。カボチャ、ジャガイモなど多くの野菜を使用した、栄養満点の料理です。寒い日には体の中からホカホカになります。
そば切り発祥の地
そば切り発祥の地
そばがきとして団子状で食べられていたそば粉。時代とともに細く切ってゆでて食べるようになり、大和の天目山栖雲寺がそば切り発祥の地として言い伝えられています。市内でもそばが味わえるお店が多くあります。
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